あかるい月のした

坂の上に住んでいて、月が明るく見えます。

すこし前の言葉

むかしの日記を読みなおした。ゆっくりと、ぽっかりと、時間が流れているような日々、癒された。当時は、働いていたよね。色々、しんどかったねえ。


年が明けて、いま、調子の悪い日々を送っています。どこか、モヤっとした苦しみの塊をずっと抱えていて、どこにも、置けなくて、流すことも苦手で、まいっています。食事の量が増えたり、眠ることに逃げてしまったり、しています。誰かに、愚痴を言うのが苦手です。一番身近な、夫にも、言えません。そして、手書きの日記に書く体力も、なぜか、なくって。こちらに、ぽつりと置かせてもらいます。今の私は、こういう、気持ちだということを。なにか、些細なことで晴れ渡ってくれるかもしれない。でも、そうじゃないかもしれない。でも、受け止めてみます。そうなんだね、って知ることが、大切だと信じています。


近所の図書館へ、やっと行きました。嬉しい日のこと。秋のコートでも、インナーダウンの力を借りて、なんとか、外を歩けるくらい。利用者の方が多くって、おお、と。中学生くらいの子たちは、勉強していたり、各々の時間。そんな皆さんのなかのひとりの私、向田さんの本を読んで過ごして、二冊借りて帰宅しました。梨木さんのエッセイと、金子みすゞさんへ宛てたお手紙たちの本。